2010.01.01 Friday
灯油の引火性に関する問題 |
乙種第4類危険物取扱者試験問題を紹介させて頂いています。
【問題】 灯油の引火性について、正しいものはどれか。 (1)引火点以下であれば、いかなる状態においても引火することはない。 (2)霧状の細粒となって浮遊するときは引火しやすくなる。 (3)常温(20℃)においては常に引火の危険性がある。 (4)液温が引火点以上になれば自然発火する。 (5)灯油の引火点は、20℃以下である。 【解答】 (2) 【解説】 (1)引火点以下であっても、1気圧よりも低い場合、発生する蒸気と空気の混合割合が合致し、点火源があれば引火することがある。 (2)霧状の細粒となって浮遊するときは引火しやすくなる。 (3)灯油の引火点は40℃以上であるため、常温(20℃)においては通常は引火の危険性はない。 (4)液温が引火点以上になっても、自然発火することはない。 自然発火の可能性のあるものは、カリウム、ナトリウムなど、第3類の自然発火性物質である。 (5)灯油の引火点は40℃以上である。 下記のHPでは、一部の問題について、試験項目毎に分類して掲載していますので、ご活用下さい。 オフィスエコビズ URL http://bcaweb.bai.ne.jp/ecobiz/ (LINKS欄を参照して下さい。) |