2008.03.20 Thursday
宮崎ってどこ? |
日本地理学会の調査結果によると、高校生の約6割が宮崎県の場所を知らなかったということだそうです。国の位置を問う問題でも、イラクの場所を答えられたのは、高校生の約4分の1、大学生の約半数だそうです。この結果を受けて、同学会は「知事が話題となっても、宮崎の場所を正確に知っている生徒は少ない。地理教育の充実が必要不可欠だ」と訴えているとのことです。
いくら学生時代に知らなかったとしても、ちょっとニュースを見たり聞いたりしていれば、いやでも覚えてしまうはずだと思うのですが。地理教育が不十分だからでしょうか。私は、学生時代には社会科、特に地理や歴史はあまり面白くなく勉強をあまりしませんでした。でも宮崎やイラクの場所くらいは知っています。何でもかんでも学校教育に問題があるのでしょうか。授業時間を増やしたり、授業の方法を見直せば良いのでしょうか。手を打てば確かに、それぞれの場所を知っている人の数は増えるかも知れません。興味もないのに学校でいやいや得た知識と、学校を離れたところで自ら興味をもって得た知識とでは、どちらが理想的かは自ずと分かると思いますが、皆さんはどのようにお考えでしょうか。如何に物事に興味を持たせるのか、これは学校教育だけではないように思うのですが。 |