2010.01.19 Tuesday
読書法 |
【言志録239条】 佐藤一斎著 《読書の法は、当に孟子の三言を師とすべし。曰く、意を以て志を逆う。曰く、尽くは書を信ぜず。曰く、人を知り世を論ずと。》
読書の方法として、孟子の三言を手本とすべきである。一つ目として、「自分の心を以て、作者の意図するところを捉えなければならない。」ということ、二つ目として、「読んだ書物を全て信用しない。」ということ、三つ目として、「作者の人となりを理解し、その当時の状況を論じて明確にする。」ということである。 |